今年最後の墓じまい

今年最後の墓じまいとなりました。私は元々石屋さんではありませんので、毎回の墓じまいの段取りには頭を悩ませます。寺院や霊園の前で営業している石屋さんなら行く場所が決まっていますので、ある程度の段取りが見えるでしょうし、何か足らない道具があれば、すぐに取りに行くことが出来ます。

しかしながら私共の場合には、何か道具が足りないことに気付いても後の祭りで、それでも何とかしなければいけません。今年もいろんなことがありましたが、少なくともお墓のご先祖様には納得した頂いたことと思います。そしてご依頼主様の悩み苦しみと言う大きな肩の荷が降りたことを思えば救われます。

特に今年最後の方の墓じまいは難所続きで「こんな所、本当に終わって帰ることが出来るのだろうか」ということが続き、疲れ方が尋常ではありませんでしたが、それでも亡き人達が守ってくださったおかげで新しい年を迎えられそうです。生きているだけで有難い、感謝、感謝。