墓に入るべき人

お墓というものは本来、そのお墓に入るべき人が引き継ぐもので、お墓を引き継ぐことによって自分がそのお墓に入ることも出来ますし、お墓を新規に購入する心配をする必要が無くなりますので、金銭的にも大きなメリットになるものです。

お墓の購入が高額なものであることを考えますと、お墓の所有権はそれなりの価値があるものですが、自分が入ることのないお墓や、遠方のお墓を、他に縁が無いという理由でやむを得ず引き継ぐ場合には全くメリットが無く、負担ばかりがのしかかるということになってしまいます。

現代社会では例えば夫婦でいても両方共にやむを得ない理由でお墓を引き継いでいるということもあり、お墓の維持管理の負担がとても大きな心の負担になっているということが実に多いのです。

お墓をどうしようという問題は墓じまいで全て片付く訳ではありません、心の持ち方から始まって、最終的には自分達もどうするかという問題に繋がっているのです。

お墓のことでお悩みの方はいつでもどうぞお気軽にご相談くださいませ、私はNPO法人の代表もしておりますが、僧侶であるという所が他と違います、悩み、苦しみから解放されて、生きる希望を持って頂くことが使命でございます。