遺骨の供養
自宅にお遺骨をお祀りすることは法的に全く問題ありません。
自宅に遺骨をお祀りし続けている場合には、どのように供養
したらよいかの考察です、まずは日常的な供養から。
骨壷の安置場所
骨壷はとても大きいですから、安置場所にはとても困ります。
仏壇に入れるには、少し大きめの仏壇が良いでしょう、
テーブルや棚の上でも構いません。
大切なことは床面に直接置かずに、少し高い位置に置くことです。
自分が座る場合の目線の位置が理想です。
骨壷を変えてみる
骨壷というものは、どうも墓に入れてくれというような形をしていて、
親しみを感じないものです。出来れば親しみを感じる小さい入れ物に
入れ替えてみることをおすすめいたします。
お遺骨を小さくするには粉骨すれば、半分以下の量になります。
長くお祀りし続けるのなら、長くお付き合いするのにふさわしいお姿に
しておきましょう。
骨壷をもっと小さくするのなら、大部分のお遺骨を散骨して、少しだけ
残したお遺骨を手元供養品でお祀りするという方法もあります。
必要なもの
故人様のお遺骨をお祀りするのに必要なものは、お遺骨以外に特別には
必要ありませんが、あればいいものとしては、
- 写真
- お花
- 形見の品
- ロウソク、ロウソク立て
- 線香、線香立て
などです。おしゃれなミニ仏壇もいいでしょうし、
ハンカチやテーブルクロスなどの上に飾ってもよいでしょう。
供養の仕方
まずは座って合掌してから、ロウソク、線香はあっても無くても構いません、
宗教を信仰されている方はお経をあげ、宗教に関係の無い方は、
故人様と心の対話をします。
これを毎日の日課にすることで、おつとめする習慣が出来ますので、
例え短い時間であっても続けることが故人様への立派な供養です。
お墓が無くても、お寺に預けなくても、これ以上の供養は
無いと思います。